クボテック：メディアネット■製品情報■MNB704■

監視、ライブ映像をIPマルチキャストでリアルタイムにネットワーク配信できるエンコーダユニット


▽特長	▽仕様	▽構成図	▽運用例

エラー訂正機能（FEC）搭載 ※１
ギャランティ型ネットワークサービスと違い、ベストエフォード型のネットワークを利用した映像伝送では、パケットロスによる映像の乱れが顕著に発生していましたが、このエラー訂正機能により伝送中のパケットロスを補うことで安定した鮮明な映像 ※２を提供することが可能になりました。

※１エラー訂正機能及び関連技術は、西日本電信電話株式会社、富士通株式会社、クボテック株式会社の3社共同で特許出願中です。
※２本製品のエラー訂正レベルを超えるパケットロスが発生した場合は、画像に乱れが生じる可能性があります。

送信ストリームのシェーピング機能
従来のエンコーダは、MPEGストリームをバースト状に送信するため、ネットワークが広帯域から狭帯域に変化する部分でパケットロスが発生します。MNB704ENCでは、独自の帯域制御技術により、この問題を解決します。

PPPoE機能搭載
エンコーダ／デコーダにはPPPoE機能を搭載しており、FTTH回線を直接本体LANポートに接続できます。後は本体の電源をONにすればすぐに映像配信／受信ができます。セットアップが簡単で、複雑な設定をする必要がなく、機器構成の簡素化ができます。

設置場所を選ばないコンパクトサイズ
設置場所を選ばないコンパクトサイズです。（19インチラック1U）
19インチラックに搭載する場合はオプションのラックマウントキットをご利用ください。

ユニキャスト/マルチキャストをサポート
FTTHを利用した遠隔地からの映像配信はもとより、マルチキャストを使用した大規模ネットワークでの映像配信が可能です。
※マルチキャストはエラー訂正機能に対応しておりません。

OSD機能
エンコーダに地名や時刻などの情報表示を可能にするOSD機能を搭載しました。

制御用RS232C×2chを標準搭載「カメラコントロール機能」
ネットワーク上のPCからMpegBlockに接続されているカメラをコントロールすることができます。カメラ制御は、SONYのVISCAコマンド、CANONのVC-C4をサポートしています。また、ログオンで設定変更することもできます。

TBC(Time Base Corrector)をサポート
入力画像信号中の同期信号のタイミングずれを吸収し、安定したエンコード処理を実現しました。

24時間連続稼動が可能
24時間ノンストップ監視システムにも耐える連続稼動が可能です。

ビデオ符号化
MPEG2トランスポートストリーム、MPEG2プログラムストリーム、MPEG1システムストリームをサポート。レートコントロールはCBR、VBRに対応。フレームサイズはフルD1、ハーフD1、SIF、QSIF等に対応しています。

低消費電力
消費電力をMAX 10Wに。低消費電力化を実現しました。

WEB画面によるエンコード条件の設定
WEB画面からエンコード条件、ネットワーク設定、コントロールを行うことができます。

MNB704 GUI

＜製品構成＞　※記載された仕様などを予告なく変更することがあります。

　　◎ UTPストレートケーブル（3ｍ）
　　◎ RJ45-DSUB9ピン変換アダプタ
　　◎ ユーザーズマニュアル

MpegBlock MNB704 は、IPマルチキャスト配信に対応しているので、クボテックの提供する映像放映ユニットRVisionBOX MNB600 と組み合わせた動画通信が簡単に構築できます。
また、光ファイバーや通信衛星などブロードバンド回線を利用した、リアルタイム動画通信ができ、監視・遠隔医療・遠隔教育などにご利用いただけます。

通信回線を利用して、カメラ映像を配信できるので遠隔医療等に利用できます。
医師の出張の減少や、介護等に有効です。

カメラ映像をMpegBlockで配信し、複数台のRVisionBOX MNB600で映像を受信することが
できます。遠隔教育やライブ配信に利用できます。遠隔地から通信回線で受信
することも可能です。

複数のカメラから映像をRVisionBOX MNB600に映像を配信することができます。
IPアドレスの指定することで、どのカメラの映像を再生するかを切り替えられますので、
監視に使用できます。