KeyCreator V6.5  2007年8月 リリース

 

V6.5の主な新コマンド・新機能

KeyCreator V6.5 では、CATIA V5の書き出しができるようになりました。(※1)
また、アセンブリ機能の強化や、拘束なしでパラメトリック的な編集ができる「寸法連動編集」機能などがパワーアップされています。

新機能(抜粋)
セクション断面  ボディの単純化の詳細 モデルからセクション断面を切り取ることができます。
スライス断面  シェル要素抽出の詳細 モデルからスライス断面(薄切り断面)を抽出します。
板金フランジ作成  平らな面を利用してフランジを作成します。
パーティング面  複数面のソリッドモデルから輪郭線を自動生成し、パーティング面を作成します。
アセンブリ置換え 通常のパートファイルをパートリファレンスを持つアセンブリファイルに変換します。アセンブリから複数の同一部品を自動検出し、リファレンスファイルを自動作成します。
材質のプロパティ設定 リファレンス毎に材質のプロパティ設定ができるので、アセンブリ全体の重量や重心位置などをマスプロパティで求めることができます。
CATIA V5の書き出し 前バージョンでは読込のみだったCATIA V5を書き出します。これによりCATIA V5と双方向にデータ変換ができるようになりました。(※1)「CATIA V5書き出し」は使用ライセンスのレンタル方式となります。詳細は各営業所へお尋ねください。
U3Dの書出 *.u3d ファイルへ書出
PDF書出(強化) 新たに、現在ファイルをPDF書出時に3Dファイルとして書き出すことができるようになりました。
強化項目(抜粋)
寸法連動編集 寸法連動編集機能に対応する寸法に、新たに基準寸法、角度寸法、自動ラベル穴、座標寸法、面取り寸法、弧長寸法が追加されました。これらの寸法値変更で、ソリッド編集ができます。
要素確認:周長/面積・図心 シート物体およびソリッドの面にも適用されるようになりました。
ボディの単純化 複数のソリッドとシート物体にも適用されるようになりました。
外部変換バージョン  外部変換バージョン一覧表 変換対応バージョンが変更になりました。詳細は一覧表をご覧ください。

 

【セクション断面】

XY、YZ、XZ平面、または指定した自由な平面を複数作成できます。作成した断面ビューでトリムすることも可能です。

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【スライス断面】

モデルからスライス断面(薄切り断面)を抽出します。
スライス断面を抽出するには、モデルに平行な断面ビューを2枚作成し、その面と面の間の幅を指定します。

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【板金フランジ作成】

ソリッドの平面を軸で回転させ、フランジを作成する機能です。

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【パーティング面】

複数面のソリッドモデルから輪郭線を自動生成し、パーティング面を作成します。

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【外部変換バージョン】

赤文字がV6.5で新たに対応したバージョンです。

データ形式 バージョン 入力 出力
ACIS(SAT) 1.5 - R16
Catia V4 4.1.9 - 4.2.4
Catia V5 [入力] V5 R2 - V5 R17
[出力] V5 R6 - V5 R17
Parasolid(X_T)
Parasolid(X_B)
[入力] 10.0 - 18.0.141
[出力] 12.0 - 18.0.141
Pro/E 16 - 2001, Wildfire1, Wildfire 2, Wildfire 3 ×
Solidworks 96 - 2007 ×
STEP AP203 、 AP214
UG 11 - 18 and NX1, NX2, NX3, NX4 ×
DXF/DWG [入力] 2007までの全て
[出力] R12 - R14,
2000,2002,2004,2005,2006
Autodesk Inventor 6,7,8,9,10,11 ×
IGES [入力] 5.3まで
[出力] 5.3

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