【V6.3の主な新コマンド・新機能】
KeyCreator V6.3
では、寸法の数値を入力変更すれば、形状が変わるという「寸法連動編集」コマンドが追加されました。また、外部変換バージョンはCATIA
V5が最新のR17にアップするなど、各種最新バージョンへ対応しています。
新機能 (抜粋) |
寸法連動編集  |
寸法値の変更で、ソリッドの形状を編集 |
シェル要素抽出  |
ソリッドからシェル要素を作成してデータの軽量化 |
ボディの単純化  |
ソリッドやシート物体を単純化
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外部変換バージョン
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対応バージョンの詳細は表をご覧ください |
HOOPSメタファイル/
ストリームファイルの読込 |
*.hmf/*.hsf ファイルの読込 |
イメージファイルの読込 |
*.bmp/*.dib/*.gif/*.jpg/*.tif
ファイルの読込 |
PDF書出 |
現在ファイルをPDF書出 |
シェーディングの種類の増加 |
陰線消去/エッジあり/エッジなし/陰線破線 が追加 |
機械要素の増加 |
スプロケット/チェーン/軸受け/シャフト が追加 |
【寸法連動編集】
ソリッドに記入された寸法値を変更することで、ソリッドの形状を編集することができます。
ソリッドに記入された寸法を指示して、コンバセーションバーの入力ボックスに新しい寸法値を入力すると、寸法が記入されているソリッドの面が新しい位置にオフセット、または移動します。同時に寸法も新しい値に更新されます。
履歴や拘束でモデルをあらかじめ定義しなくても、寸法値の変更というパラメトリック的な操作が可能です。
ユーザはモデルのどこにでも寸法を追加して、その場で形状変更ができます。
平行面や同径の面は自動で検出し、その時点で拘束したい面を指示できます。
KeyCreator以外のCADで作成され、外部変換で読み込まれたソリッドも同様に編集できます。
【シェル要素抽出】
選択したソリッドやシート物体からシェル要素を作成します。
これによって、データ量の多いソリッドと同じ外形形状のシェル要素ができて、かつ、
データが軽量化されるため、表示速度のパフォーマンスがあがります。
【ボディの単純化】
スプライン曲面とスプラインエッジを可能であれば幾何曲面、幾何エッジ変換して、選択したソリッドやシート物体を単純化します。また、冗長な要素を処理し、トレラント要素を削減します。
【外部変換バージョン】
赤字がV6.3で新たに対応したバージョン
データ形式 |
バージョン |
入力 |
出力 |
ACIS(SAT) |
1.5 - R16 |
○ |
○ |
Catia V4 |
4.1.9 - 4.2.4 |
○ |
○ |
Catia V5 |
V5 R2 - V5 R17 |
○ |
× |
Parasolid(X_T)
Parasolid(X_B) |
[入力] 10.0 -
18.0.141
[出力] 12.0 - 18.0.141 |
○ |
○ |
Pro/E |
16 - 2001, Wildfire1, Wildfire 2,
Wildfire 3 |
○ |
× |
Solidworks |
96 - 2006 |
○ |
× |
STEP |
AP203 、 AP214 |
○ |
○ |
UG |
11 - 18 and NX1, NX2, NX3, NX4 |
○ |
× |
DXF/DWG |
[入力] 2007までの全て
[出力] R12 - R14,
2000,2002,2004,2005,2006 |
○ |
○ |
Autodesk Inventor |
6,7,8,9,10,11 |
○ |
× |
IGES |
[入力] 5.3まで
[出力] 5.3 |
○ |
○ |

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