
オーディオシステムの特性を表現するのに、タイムドメイン(時間領域)とフリクエンシー・ドメイン(周波数領域)の2つのデータがあります。
時間軸における波形であるタイムドメインのデータを重視するメーカーもあれば、周波数特性を追求するメーカーもあります。
タイムドメインかフリクエンシー・ドメインが重要かという議論は実は全くナンセンスなものです。F(フリクエンシー・ドメイン)とT(タイムドメイン)とは実は、同じ特性を表現する手段にすぎず、表裏一体の関係にあります。
しかし、過去のオーディオの歴史において間違った認識がありました。Fにおけるf特を改善するとタイムドメインの波形も良くなると考えられていました。フリクエンシー・ドメインには、振幅周波数特性(いわゆるf特)のほかに位相周波数特性があります。この両方の特性がそろってはじめてタイムドメインと対応します。
オーディオの世界において、この位相周波数特性が録音と再成の両方で軽視されてきた不幸な歴史がありました。f特(音の大きさの情報)ばかりを追求し、時間軸の情報がないがしろにされてきたわけです。
本来、音を良くするには2つの手法があります。一つは時間軸の波形を観察し、試行錯誤により改善していく方法。もう一つは、位相と振幅の周波数特性をアンプ、スピーカー等のハードと、DSPによる信号処理により総合的に改善する方法です。
HANIWAオーディオシステムでは、Fにおける位相と振幅の両特性を
FPDC (Frequency
Phase Dual Control)
により補整し、Tにおけるインパルス応答、ステップ応答を理想に近づけるというF&T理論により新しい音の世界を切り拓きました。
また、HANIWAオーディオシステムでは、新たにフィード・フォワード方式を採用したことにより、低域の遅れない再成を世界で初めて実現することができました。
スピーカーの再成において重大な問題に低音の遅れがあります。周波数が低くなるほど、位相が遅れる現象です。ユニット自体の特性、ボックスやホーンの影響、ネットワークのローパスフィルタによる位相シフト等によりさけられないものでした。
そのため、定位相のFIR型フィルタの採用や、MFBの導入等の試みが数多く行われてきました。 しかし、しょせんフィードバックであるため、完全に安定して補整することは不可能です。
HANIWAシステムでは、新たにフィード・フォワード方式を開発することにより、この課題を解決することに成功致しました。再成信号をリアルタイムにフィードバックして処理するのではなく、あらかじめ入力信号と再成信号の関係を計測し、最適な出力が得られるようにフィード・フォワード制御するものです。
これにより低域の遅れない再成を世界で初めて実現することができました。
また、低域と同様に高域にも同様の現象が起こります。スピーカーのボイスコイルはインダクタンスを持ち、周波数が高くなるにつれ、位相が遅れます。倍音成分が遅れると音の明瞭さが失われてしまいます。HANIWAではこのインダクタンスの影響を打ち消すように、あらかじめ位相を合わせる処理を行っています。
既存のどのシステムとも、一線を画する音を是非御体験ください。

HANIWA Audio
System
原始的でダイナミックな音楽のエネルギーを取り戻すために |
大ホールでの迫力満点のフルオーケストラ、小ホールでの緊張感溢れるピアノ独奏、
目の前で繰り広げられる生き生きとしたジャズピアノトリオ、そして、あなたのためだけの
ため息の出るような女性ヴォーカルなどの多様な音楽シーンに応じて、あなたの感性を満たす音響空間を創り出すことこそがオーディオの本当の楽しみや、醍醐味と言えます。
このオーディオの醍醐味を満喫することを純粋に追求し、現代人が失いつつある原始的で
ダイナミックな音楽のエネルギーを取り戻すことを願って、「埴輪(はにわ)」という名前を冠した
HANIWA Audio System
が生まれたのです。


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