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MC型カートリッジでは、コイルの巻数を減らすとインピーダンスが小さくなりますが、同時に出力電圧が下がってしまう、という問題があります。本カートリッジでは、SH-μXという特殊ハイμのコアに、55μmという極太の無酸素銅を巻き、磁気回路には強力なネオジウム磁石を用いて、0.8Ωという超低インピーダンスでありながら、0.35mVという高い出力を確保するのに成功しています。振動系には無垢のボロンカンチレバーを採用してトラッキング特性を高めているので、レコードに刻まれた音楽信号を余すところなく忠実に取り出すことができます。
カートリッジには「インピーダンス」以外にもう一つ「インダクタンス」という重要な特性があります。コイルの巻数を減らすとインダクタンスも低下し、位相特性が改善されます。パルス信号ではピークレベルは高くなり、トランジェント応答が鋭くなる効果があります。それにより、あたかも目の前で演奏されているような臨場感が得られます。
また、アルミ合金ボディに漆調の塗装を施すことで、高性能にマッチした格調高い仕上げとなっています。
(ご注意)
HCTR01の性能を余すところなく引き出すため、プレーヤ内の配線抵抗を0.1Ω以下に下げる改善をされるようお勧めします。 |