KeyCreator V7.0  2008年1月 リリース

 

3Dモデル検証機能を搭載可能に

KeyCreatorV7.0では、新コマンドの追加/強化の他に、新製品の3Dモデルの比較検証ツールソフト「Validation Tool(バリデーションツール)」の機能が、KeyCreatorにも搭載可能になります。オプションソフト(別売)ですが、搭載すると、KeyCreatorから直接バリデートコマンドとして実行できます。

KeyCreatorのコマンド追加や機能強化は以下の通りです。(抜粋)

新機能(抜粋)
パート一括印刷 1つまたは、複数のビューポート画面、またはレイアウト画面を印刷します。
ライト方向  ボディの単純化の詳細 レンダリング時にライトの方向を調整し、陰影付きのモデルの照明効果を操作します。
自動コーナー曲げ  シェル要素抽出の詳細 ソリッド物体のコーナーを展開可能なシートベンド形状に変更します。
板金コーナーカット  ソリッドのコーナーから、ソリッドを一部切り取り、隣接する面を2つに分けます。
アセンブリ軽量モード  アセンブリを軽量モードで表示出来ます。これによりリファレンスモデルを、全図形データを読み込むことなく表示することができます。
強化項目(抜粋)
 CATIA v5 読み込み アセンブリ形式のCGRリファレンスファイルを変換することが出来るようになりました。
一括変換 一括書き出しファイルの種類の中にPDFと3D PDFが加わりました。
表示オプション設定 クイックムーブオプションを追加しました。クイックムーブを使用すると、KeyCreator内の変更やスクリーン更新処理速度が速まります。
外部変換バージョン  外部変換バージョン一覧表 変換対応バージョンが変更になりました。詳細は一覧表をご覧ください。

 

【ライト方向】

表示:レンダリングにライト方向コマンドが追加されました。
ライトの方向を調整し、陰影付きのモデルの照明効果を操作します。X、Y、Zの移動量を入力するか、表示される指示ポインタを直接ドラッグして方向を操作します。

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【自動コーナー曲げ】

作図:ソリッドフィーチャに自動コーナー曲げコマンドが追加されました。
尖ったエッジを持つソリッド物体のコーナーを展開可能なシートベンド形状に変更します。

エッジを指示すると、最適な照合エッジ(指示するコーナーと向かい合うもう一つのコーナーエッジ)を見つけ出し、シートの厚みを計算し、指定する半径値でエッジにブレンド面を作成します。
この操作で、コーナーの内側と外側形状の両方を同時に変更することができます。

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【板金コーナーカット】

形状修正:ソリッドのトリム/分割に板金コーナーカットコマンドが追加されました。
ソリッドのコーナーからソリッドを一部削り取り、隣接する面を2つに分けます。
コーナー部分の片側だけをカットするか、またはコーナーを作る壁の両側ともをカットできます。

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【アセンブリ軽量モード】

アセンブリに軽量モードコマンドが追加されました。
アセンブリを軽量モードで表示出来るようになりました。これはリファレンスドパートの図形データがメモリにロードされない抑制モードに似ています。代わりに、軽量ストリームがロードされ、表示されることになります。これによりリファレンスモデルを、全図形データを読み込むことなく表示することができます。

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【外部変換バージョン】

赤文字がV7.0で新たに対応したバージョンです。

データ形式 バージョン 入力 出力
ACIS(SAT) 1.5 - R17
Catia V4 4.1.9 - 4.2.4
Catia V5 [入力] V5 R2 - V5 R17
[出力] V5 R6 - V5 R17
Parasolid(X_T)
Parasolid(X_B)
[入力] 10.0 - 18.0.141
[出力] 12.0 - 18.0.141
Pro/E 16 - 2001, Wildfire1, Wildfire 2, Wildfire 3 ×
Solidworks 96 - 2007 ×
STEP AP203 、 AP214
UG 11 - 18 and NX1, NX2, NX3, NX4 ×
DXF/DWG [入力] 2007までの全て
[出力] R12 - R14,
2000,2002,2004,2005,2006
Autodesk Inventor 6,7,8,9,10,11,2008 ×
IGES [入力] 5.3まで
[出力] 5.3

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